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梅雨真っ只中、奇跡のように見事に晴れ上がった6月15日に世界遺産の識名園で宮廷結婚式が行われました。

新郎は愛知県出身のSHさん、新婦は地元出身のAKさん。

新郎SHさんは県立芸大で彫刻を学んだ後、現在芸大に勤務中。

新婦AKさんも芸大で日本画を専攻。しばらく芸大に勤務していましたので、そこでおふたりは知り合ったのですね~♪

 

新婦の妹さんと甥御さんが琉装姿で式に華を添えてくれました。甥御さんは新郎新婦の入場を先導する大事なお役目、提灯持ちを務めてくれました。

新婦は黒朝(クルチョウ)と呼ばれる薄物の着物を被って入場します。とても神秘的な雰囲気を醸し出しています。

 

宮廷結婚式の様子。沖縄では古来より女性が式を司ってきたという経緯があり、宮廷式でも女性が式を執り行います。

司式者、介添え、古典音楽演奏者全員が琉装で式に臨みます。

 

沖縄独特の指輪に「房指輪」というものがあります。昔、嫁いでいく娘に親から贈られたもので7つの房飾りそれぞれに願いが込められています。

式中では新郎から新婦へ幸せになろうという強い想いを込めて贈られ、右手の中指にはめます。

 

全員がいい笑顔の集合写真! かりゆしウェアでの参加、沖縄らしくていいですね♪

 

披露宴が行われたのは首里城のお膝元にある「琉球茶房 あしびうなぁ」。築60年の古民家で琉球料理の祝い膳を堪能していただきました。

お二人は琉装とはガラット雰囲気を変えて、お揃いの爽やかな衣裳で入場!

 

新郎新婦紹介の後に幕開けとして踊られる祝いの舞。沖縄の宴にはなくてはならないものの一つです。

 

 

日本画を専攻した新婦の手になる招待客全員の席札やプログラムには、デイゴ、ゲットウ、ユウナ、イジュそれぞれの花が優雅に描かれていました。

会場の雰囲気ともマッチしてとても素敵でした。

 

お二人の元同僚の作品。笑顔がそっくり!

 

新郎の名古屋時代から始まって、新婦と出会いゴールインするまでを紹介したスクリーンを楽しそうに見るお二人。編集は新郎のご友人。

 

新婦ご友人が歌の余興の後に披露した特製Tシャツ。何も知らされていなかったお二人はビックリ! 横断幕も楽しさいっぱいでカワイイですね。

 

披露宴にはつきもののファーストバイト。こちらはウェディングケーキではなく地元名物の首里饅頭での初食み! 新郎さんの必死な顔がいいですね~。

 

披露宴のおひらきは沖縄定番のカチャーシーで。庭と室内両方で大いに盛り上がりました。

 

お見送りでは縁起がいいとされている金平糖をおみやげに。

 

最後にとっておきの一枚をご紹介。はじけるような素敵な笑顔をご覧ください。

 

いつまでもお幸せに!!!

 

モード・マリアージュ(真喜志)

 

 

 

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